不良サラリーマン(♂)かつ漏電生活者の日常


by over45
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カテゴリ:読書( 33 )

夜のピクニック 恩田睦

夜のピクニック

 妻が購入し、居間に積んであったので読んでみました。高校のイベントである夜間歩行の話。ワタシの高校ではこんなイベントはありませんでしたし、近所の高校でも同様でした。

 しかしover45の通った大学のある地方都市のいくつかの高校はこういうイベントがありました。強行遠足、とか呼んでいたような。とにかく疲れる、大変だ、という話を参加経験のある友達から聞きました。他のことを考える余裕なんかないよー、というわけでひたすらゴールを目指すんだそうです。

 内容は、まずまず面白い、です。自分の高校時代からすると、登場人物が大人っぽく感じられるのは作者が女性だからでしょうか。

 この作品、映画になります。

夜のピクニック

 スウィングガールズでトランペット吹いていた貫地谷しほりが出ます。主人公はSuicaの女の子(西原亜希)です。うーん、レンタルされたら観るかも。
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by over45 | 2006-04-08 12:44 | 読書
高校生のための評論文キーワード100

 はじめに、の最初の部分は

この本は、高校生の諸君が教室の授業や大学入試の際にとりくむ評論文読解に役立つよう工夫したものだ

 まぁ対象は高校生ということなんですが… 正直申し上げて「難しい!」 この本のどこが高校生向けなのか、なんて思ってしまいます。

 あまりに難しいので、一気に読めず時々開いては一項目ずつ読んでますが、まだ残りが相当あります。でもじっくり読むと面白いですよ。

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by over45 | 2006-04-04 01:14 | 読書

理解する技術

理解する技術

 上記アマゾンに行くと目次とかが見られるようになってるんですね。

 いろいろ情報の整理の仕方とか、覚え方とかのTipsを集めた本です。一つ一つが短いからさっと読めます。個人的に一番と思えたのは

基本情報は「○○とは」と入れて検索する

 です(p.109)。検索サイトでのキーワードの入れ方です。何を当たり前のことに感心しているんだといわれるかも知れませんが、知らなかったんですよ、こんなやり方があるなんて。なかなか求める結果に辿りつけず、キーワードを増やしていって自滅していることもありましたから。これは使えそうです。

 あと、第7章の「情報にだまされないテクニック」では数字や科学的データを鵜呑みにしちゃいけないよ、という内容で批判的に物事を見ましょう、という話です。これはうちの嫁さんあたりに読ませたい。

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by over45 | 2006-04-03 23:52 | 読書

軍艦島の遺産

軍艦島の遺産(長崎新聞新書)
 風化する近代日本の象徴
ISBN4-931493-53-X

 今週初めに購入した「軍艦島の遺産」を読み終えました。石炭と炭鉱の話、知らないことばかりで新鮮でした。

#軍艦島=端島(炭鉱)

 40代後半の私の石炭体験は、祖父の家の風呂、とその昔SL少年だったころの蒸気機関車ぐらいでしょうか。風呂釜に黒い石炭をくべるのが面白かった思い出があります。ただすぐに石油バーナーに変わってしまいました。蒸気機関車は中学生の頃までは比較的近くで見られましたが、それも無くなり。

 「石炭をくべる」という言葉が無くなっていくんでしょうね。

 以下、内容について

●日本で最初の鉄筋高層アパート

 大正5年(1916年)に7階建ての高層アパートが建てられた。これが日本で最初の、と言われている。同潤会アパートはその10年後。

●閉山

 端島炭鉱は1974年、高島炭鉱は1986年、池島炭鉱は2001年にそれぞれ閉山。2001年まで操業していたとは知らなかった。国内で最後まで残った炭鉱は北海道太平洋炭鉱(釧路)で、2002年に閉山。

 池島と釧路はその後、研修を行う施設として維持され海外からの研修生を受け入れている。

●米潜水艦が魚雷を発射

 軍艦島を本当の軍艦と間違えてアメリカの潜水艦が魚雷を発射したという伝説がある。しかしこれは間違いで、正しく石炭運搬船を狙って攻撃し沈没させている、と。米軍を間抜け扱いしかったという意図があったのでは、という説が紹介されている。

●グラバー

 長崎の観光名所として良く名前を聞く「グラバー邸」。異人さんの住居であったということは分かるが、そもそもグラバーってどんな人? 本書によると明治元年、高島炭鉱に西洋式の採炭設備を導入した人らしい。日本の石炭産業の礎を築いた人の一人なんでしょう。

●海底ケーブル

 本書の内容とはちょっと関係ないけど、日本で初めての海底ケーブルが明治4年(1871)に上海-長崎、長崎-ウラジオストックに敷設され運用を開始された、という記述があります。こんなに早い時期に海底ケーブルが使われていたとは知りませんでした。もちろん電話じゃなくて電信なんでしょうが。「明治5年(1872)大久保利通がニューヨークからロンドン経由で東京あての電報を打ったが、長崎まではわずか数時間で達したのに、長崎から東京までは飛脚郵便のため三昼夜を要した」というエピソードが紹介されています。

 他にも島の生活の様子が詳しく紹介されていてとても興味深い内容でした。
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by over45 | 2006-03-25 10:24 | 読書
 篠田節子の作品で、中谷美紀が出ていたTVドラマのようでもあり、ヒロスエが出てた映画のようでもあり。でも面白く読めたのでした。

 ピアノの演奏を書いている部分があるけど、それなりに自分で弾ける人なのかと。それ以外にも緻密な表現があちこちにあって楽しめました。

ネタバレ
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by over45 | 2005-12-31 22:05 | 読書
 もちろんPart1のほうを読んだことがあるから買ってきたのだけど、えー正直どんな話か思い出せなかった。でもPart2を読み始めるとだんだん思い出してきた。

 前作では1959年へのタイムトリップ。Part2ではそこからさらに1966年へ。ビートルズ来日が話題の中心となる。

 私の世代だとビートルズという存在を生で感じることはない、と思うのだが、ただ遅れていただけなのかも知れない。田舎に住んでいたからね。

 昨日(12月22日)の朝日夕刊、人脈記(連載)には浅井慎平、湯川れい子、横尾忠則の3人が取り上げられていた。ビートルズ絡みの話で。その3人がいずれも60代後半なんだから、やっぱりビートルズ世代といのは私達よりもさらに上の世代なんでしょう。

 当然、1966年6月29日にビートルズが来日した、などということは全然覚えていない。8歳だったし、洋楽に興味を持つこともなかった。でも、1966年には我々(全てではない)にとって重大なできごとがあったのは覚えている。

 1966年7月17日(調べたばかりなんだけど)に、ウルトラマンの放映が始まっている。これははっきり覚えているんですね。もちろんその前のウルトラQも覚えているけど。だから我々の世代にとって1966年という年はビートルズではなくてウルトラマンなんだ、と。
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by over45 | 2005-12-23 12:28 | 読書
 「タイムライン」マイクル・クライトンを読み終えました。2年前に出てた本ですが、BookOffで105円x2で購入しました。

 ジュラシックパークでは遺伝子工学。この作品では「量子テレポーテーション」をネタに使っています。最新のテクノロジーを使うってのが作者らしい。クライトンの作品で最初に読んだ「アンドロメダ病原体」あ地球外の生命体を扱っていたし。科学の明るい(?)未来を描いて右に出る者はいない。

 ジュラパと共通するのは過去への思い、でしょうか。登場人物が次のように演説するくだりがあります。

 遅かれ早かれ、エンターテインメントのありようは--汲めどもつきぬエンターテインメントの泉は--人々を本物へと駆り立てる。本物こそは二十一世紀のキーワードにほかならない。
 では、本物とはなにか?
 企業の意を呈しないものだ。利潤をあげるために考案され、創りだされたものではないもの、それ自身のために存立し、みずから形をなすものだ。
 では、あらゆる本物のなかで、もっとも本物らしいものとはなにか?
 それは過去だ。


 ジュラパでは生きた恐竜を現代に出現させたわけだし。エンターテインメントとしては同じでしょう。

 この作品の「はじめに」おおび訳者付記に「古沢 明」という名前が出てきます。正しくは「古澤 明」のはず。東大助教授でこの分野のトップを走る一人です。ノーベル賞にもっとも近い科学者、というリストに名前が載っているのを見たことがあります。

ところで…
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by over45 | 2005-12-17 14:18 | 読書
 堀田あけみは好きな作家の一人です。登場人物が名古屋弁を喋ってるから(笑)。この作品も舞台が名古屋で、当然会話は名古屋弁で進められます。5つ年上の女性との付き合いが語られています。

 彼女とその友人がこんな会話交わします。タツヤ君が彼氏、ひめこさんが彼女。

「私、千種まで歩くわ」
「なんで。桜通線、乗らんの?」
「うん。千種に用がある。タツヤが千種でJR降りるでさ」
「待ち合わせ?」
「ううん。いつか得るかもわからん。だいたいこんな時間だないかなあと思って。もしかしたら、もう帰ったかもしれんし」
「そういうのって、上手く行かんことの方が多いよ。やめときゃあ。こっから千種って、結構あるに」
 一応、友人はそう言ったけれど、すぐに撤回した。
「でも、ひめこがそうしたいんなら、そうしたら。きっとあんた達、そういうことが好きなんだよね。ほら、彼もコンサートの終わる頃に迎えに来たりしてさ。お互いのこと、待つの、嫌いじゃないんだね、きっと」
「うん、嫌いじゃない。会えんかもしれんて思うで、会えたとき、倍嬉しいし。会えんでも、待っとる間が楽しいしね」
「やっぱ、純愛だね。ひめこ、変わったわ、本当に」
「ごめんね、勝手して」
「ううん。会えたら彼によろしくね。会えるといいね」


 この作品は1991年に書かれている。この頃は、まだケータイが普及してなかったよね。だから恋人をただ待つという行為ができたんだろうけど。

 「会えんかもしれんて思うで、会えたとき、倍嬉しい」

 今時、こんな情緒のある言葉を吐く恋人がいるだろうか。ストーカー扱いされてしまいかねないですね。
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by over45 | 2005-10-09 16:03 | 読書
中年英語組―プリンストン大学のにわか教授

 2000年12月初版。何を今頃なのかも知れませんが、最近になって読みました。現地での日常会話や、先生に文章を添削される実例はとても参考になります。ただ決して参考書じゃないので体系的ではありませんが。それでも十分なTipsが詰まっていると思います。

 ただワタシが一番、おおっと思ったのはお嬢さんが通う小学校の先生が文章の作成の基本として以下の指導をしていることを記述した部分でした。

 まず、最初に結論を書きなさい。そして、その理由を3つ書きなさい。それぞれの理由の中に、具体的な例示や補強材料を3つ入れなさい。最後に、結論をもう一度書きなさい。ただし、最初に書いた文章と異なる表現を使い、要約することが必要です。


 小学校の時からこういう教え方をしてるのか… 中学校でもさらに厳しく指導されるらしいし。

 ワタシはいまだにこういう論理的な文章を書くのが苦手です。
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by over45 | 2005-09-19 03:28 | 読書

今日買った古本

 ちょっと出かけたついでに以下の3冊を購入

 中井 拓志 「レフトハンド」 角川ホラー文庫

 雫井 脩介 「火の粉」 幻冬舎文庫

 森 雅裕 「椿姫を見ませんか」 講談社文庫
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by over45 | 2005-09-17 14:52 | 読書