不良サラリーマン(♂)かつ漏電生活者の日常


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タイムライン-マイクル・クライトン

 「タイムライン」マイクル・クライトンを読み終えました。2年前に出てた本ですが、BookOffで105円x2で購入しました。

 ジュラシックパークでは遺伝子工学。この作品では「量子テレポーテーション」をネタに使っています。最新のテクノロジーを使うってのが作者らしい。クライトンの作品で最初に読んだ「アンドロメダ病原体」あ地球外の生命体を扱っていたし。科学の明るい(?)未来を描いて右に出る者はいない。

 ジュラパと共通するのは過去への思い、でしょうか。登場人物が次のように演説するくだりがあります。

 遅かれ早かれ、エンターテインメントのありようは--汲めどもつきぬエンターテインメントの泉は--人々を本物へと駆り立てる。本物こそは二十一世紀のキーワードにほかならない。
 では、本物とはなにか?
 企業の意を呈しないものだ。利潤をあげるために考案され、創りだされたものではないもの、それ自身のために存立し、みずから形をなすものだ。
 では、あらゆる本物のなかで、もっとも本物らしいものとはなにか?
 それは過去だ。


 ジュラパでは生きた恐竜を現代に出現させたわけだし。エンターテインメントとしては同じでしょう。

 この作品の「はじめに」おおび訳者付記に「古沢 明」という名前が出てきます。正しくは「古澤 明」のはず。東大助教授でこの分野のトップを走る一人です。ノーベル賞にもっとも近い科学者、というリストに名前が載っているのを見たことがあります。




 ネタバレになるので、詳しく書いてはいけないんだろうけど、「パタリロ」摩夜峰央の中の作品、「忠誠の木」と同じ、という展開がありました。ちょっと時代が違いますけど。
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by over45 | 2005-12-17 14:18 | 読書